モクズガニ完全ガイド サムネイル

モクズガニ完全ガイド!日本に生息する上海蟹の類似種

モクズガニは日本全国の清流に生息し高級食材上海蟹の同属異種。国産モクズガニは知名度はありませんが、殻ごと潰して食べるカニ巻き汁やガン汁など日本の各地方では古くから愛されている食材です。

モクズガニとは?

モクズガニはズガニやツガニとも呼ばれる河川に生息する川ガニです。上海蟹(チュウゴクモクズガニ)と同族異種(同じ属に属すが種が異なる)。日本国内では生の上海蟹は輸入が禁止されているため、生や生きているモクズガニは日本産に限ります。

上海蟹との違い

モクズガニと上海蟹の比較
見た目の違いとして、モクズガニのほうが上海蟹よりも甲羅が丸みがかっています。また、市場に流通する上海蟹は基本的には養殖の一方で、日本のモクズガニは天然です。上海蟹は出荷時期や餌が食用に厳しく管理されており、その美味しさと品質を担保しており高価格の理由の1つです。
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最大の魅力はカニ味噌と内子

モズクガニの内子
ズワイガニやタラバガニと比べると小ぶりなサイズが多いため、カニ味噌や内子(卵巣)の濃厚な味を楽しむのがメインです。もちろん蟹の身もありますが脚部分の可食部は少なく、肩や爪部分をほじって食べます。身の量こそ少ないですが、カニ味噌はズワイガニや毛ガニにも負けずとも劣らない濃厚さです。
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生息地と旬の時期

日本全国の綺麗な川に生息

日本全国に広く分布し各地の清流に生息しています。大きな石や岩の裏側に隠れており、時期によっては意外とすぐに見つかることも。
モクズガニ 川下り

旬の時期

9月から11月頃に産卵のために川を下る(落ちガニ)が最も美味しいと言われます。
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失敗しないモクズガニの買い方・選び方

モクズガニ 失敗しない買い方
スーパーには並ぶことは少ないです。各産地の道の駅や直売所、通販で活きや冷凍、ボイル済みの商品を購入すると良いでしょう。

安全で美味しい食べ方・下処理

川に生息する生物のため、生食は絶対に避けて下さい。ただし、感染の可能性があるウェステルマン肺吸虫等は正しく加熱すれば問題ありません。

泥抜きと活け締め

モクズガニ 氷じめ

絶対に守るべき加熱時間

モクズガニ 煮沸

おすすめレシピ

ガン汁・カニ巻き汁

大分県や宮崎県、高知県などの郷土料理です。下処理をしたモクズガニの殻ごと砕いて、茹でると、カニの身などのたんぱく質が固まり汁が澄んでいく、一風変わった料理です。

塩茹でや蒸し

上海蟹のメインの食べ方で、素材の味を楽しむにはうってつけです。
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味噌汁

花咲ガニの鉄砲汁や香箱ガニの味噌汁などと同様に、カニの出汁が美味しい味噌汁もおすすめです。
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まとめ

モクズガニは無骨な見た目ですが、その味は上海蟹の同属に恥じない絶品です。加熱に注意さえすれば、お安く上海蟹のような味覚を楽しむことができます。カニ松菱では、日本全国のカニの名産品を産地直送でお届け。購入相談なども受け付けておりますのでお気軽にLINEにてお問い合わせください。
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よくあるご質問

Q

モクズガニとは、どのようなカニですか?上海蟹とは違うのですか?

+

A

モクズガニは、日本全国の川や河口に生息する淡水ガニです。ハサミに濃い毛が生えているのが特徴で、実はあの上海蟹の同属近縁種にあたります。味わいや生態が上海蟹に酷似しており、日本の隠れた高級食材として古くから親しまれています。

Q

モクズガニの「味の特徴」と、一番美味しい部位はどこですか?

+

A

海のカニに比べて身は小ぶりですが、甲羅の中に詰まったカニ味噌と内子の濃厚さは群を抜いています。上海蟹に負けず劣らずのクリーミーなコクと独特の甘みがあり、一度食べると病みつきになるファンが多い部位です。

Q

モクズガニの旬(最も美味しい時期)はいつですか?

+

A

最も味が乗る旬は、秋から冬にかけて(9月〜11月頃)です。この時期、産卵のために川を下る「下りガニ」と呼ばれるモクズガニは、甲羅の中に味噌や卵がぎっしりと蓄えられており、最高の食べ頃を迎えます。

Q

自宅で調理する際、絶対に気をつけなければいけない注意点は?

+

A

淡水ガニであるモクズガニには寄生虫がいる可能性があるため、絶対に生で食べず、中心部まで完全に加熱することが鉄則です。また、調理前にはきれいな水に数日間入れて泥を吐かせることで、川魚特有の臭みが消え、本来の美味しさを引き出すことができます。

Q

地元や食通の間で人気の「定番のモクズガニ料理」を教えてください。

+

A

濃厚な出汁を余すことなく堪能できる蟹汁やがん汁が定番です。カニを殻ごとすり潰して濾し、大根などと一緒に味噌仕立てで煮込むと、カニの旨味と味噌がフワフワの泡のようになって浮き上がり、絶品の一杯になります。もちろん、シンプルに丸ごとじっくり茹でたり、蒸したりして味噌をダイレクトに味わうのも王道です。