ズワイガニとは?意外と知らない3つの種類と各高級ブランドや相場/水揚げ量からおすすめレシピや選び方まで

「本ズワイガニ、紅ズワイガニ、オオズワイガニ」の意外と知らない各ズワイガニの生息地や漁獲情報(水揚げ量や漁の禁止事項)から有名ブランドまで解説。美味しさや価格の比較でお取り寄せ、購入の参考にも

目次

ズワイガニの生物学的分類・定義

ズワイガニ属は、十脚目・ケセンガニ科に属する北方系のカニです。
現在、7種類が確認されており、日本で主に食用となるのは本ズワイガニ (C. opilio)、紅ズワイガニ (C. japonicus)、大ズワイガニ (C. bairdi)の3種です。
日本での呼称 主な産地 有名ブランド
ズワイガニ種 本ズワイガニ 日本海北部、オホーツク海、ベーリング海 松葉ガニ、越前ガニ、間人ガニ
ベニズワイガニ種 紅ズワイガニ 日本近海(水深:1,000~2,700m) 香住ガニ、高志の紅ガニ
オオズワイガニ種 大ズワイガニ 北海道以北、アラスカ・ベーリング海
参考情報

ズワイガニの生態と生息域

本ズワイガニ

生息域

日本では主に日本海北部(北海道から山陰沖)や茨城県以北の太平洋沿岸域、オホーツク海などの水深200~500mの海底に生息しています。特に日本海の大陸棚の縁辺部や大和堆(やまとたい)などに多く生息しており、これらの栄養豊かな海で育った本ズワイガニは、松葉ガニや越前ガニなどの高級ブランドとして1杯3~5万円ほど超えることもある価格で取引されています。
日本国外でも、アラスカ沿岸、グリーンランドの西海岸、カナダ沿岸域、ベーリング海など幅広い地域に生息しています。

生態

他のズワイガニも同様ですが幼生期はプランクトン、成体は貝やエビなどを食べる雑食です。孵化してから雌は5年ほど、雄は6〜11年ほどで終期脱皮(脱皮による最後の成長)し成熟します。寿命は12〜13年ほどです。

紅ズワイガニ

生息域

水深1,000-2,700mの深海に生息するのが特徴です。日本国内だけでも日本海・太平洋北部(銚子沖以北)など広い範囲に生息します。富山や兵庫県をはじめとした山陰地方が主な産地です。(参考情報
国外でもオホーツク、ロシア、カナダ、グリーンランド沖などにも分布しています。

生態

他の種に比べて鮮やかな赤色をしているのが特徴です。カニを茹でると赤みが強くなる要因である「アスタキサンチン」という色素が、他のカニよりも多いことが理由です。
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大ズワイガニ

生息域

日本国内では、北海道噴火湾など太平洋側一部にのみ分布し、日本海にはほぼ生息していません。国外では主にベーリング海、アラスカ湾などで水揚げされます。
他のズワイガニよりも50〜150mの浅海で暮らすことも特徴です。

生態

一般的な流通サイズは1kg程と大きめで、脚が太く短いことが身体的な特徴です。成熟には6〜7年ほど必要で、平均的な寿命は12〜14年です。
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日本における水揚げ量と漁獲管理

日本国内では資源保護のために、禁漁期間や漁獲サイズの制限などを行っています。※各都道府県や漁協等の組織で年により独自規制を行っている場合があります。
A海域(富山県・石川・福井・京都・兵庫・鳥取・島根)の漁獲情報(参考情報
項目 本ズワイガニ 紅ズワイガニ
漁獲量 2,212t (2020年) 6,077t (2023年)
漁期 (雄)11月6日〜翌3月20日 (雌)11月6日〜翌1月20日 9月1日〜翌5,6月末
漁獲最低基準 甲幅9cm 甲幅8cm
主な漁法 沖合/小型底びき網 かにかご漁
B海域(新潟・山形・秋田)の漁獲情報(参考情報
項目 本ズワイガニ 紅ズワイガニ
漁獲量 246t (2023年) 1,000t (2020年代)
漁期 10月1日〜翌5月31日 3月1日〜12月末
漁獲最低基準 甲幅 9 cm 甲幅8-9cm
主な漁法 かにかご漁 かにかご漁

ズワイガニ各種の味の比較

本ズワイガニの味の特徴

  • 上品な甘みで旨みが強い
  • 身がしっかりと詰まっている
  • 濃厚かつ量も十分なカニ味噌
  • カニ刺しやカニしゃぶ、カニ鍋など様々な料理に向いている

本ズワイガニ・松葉ガニ

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    冷凍生本ズワイガニ(中) 肩脚 2セット

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    訳あり・松葉ガニ (特大・1.5~2.5人前)

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    【活〆ボイル】松葉ガニ (特大・1.5~2.5人前)

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    松葉ガニ (特大・1.5~2.5人前)

紅ズワイガニの味の特徴

  • 甘みが強く、味が濃い
  • 本ズワイガニに比べて身入りは劣る
  • カニ味噌は美味しいが少量
  • 茹でたものをそのまま食べるのがおすすめ

紅ズワイガニ

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    ボイル済み紅ズワイガニ(中) 全身・姿 2匹セット

  • 商品画像

    ボイル済み紅ズワイガニ(中) 全身・姿

大ズワイガニの味の特徴

  • 他のズワイガニに比べて淡白な味わい
  • カニ味噌も美味しい
  • 太い脚は食べ応えがある
  • カニしゃぶやカニグラタン、カニのバター焼きなどにおすすめ

本ズワイガニの有名ブランド

オスの本ズワイガニは、地域ごとにつけられたブランド名で販売されます。
産地 旬の時期 価格(1杯あたり) タグの色
松葉ガニ 山陰地方 11月〜翌年3月 上品な甘み・濃厚なカニ味噌 10,000〜30,000円 赤色
越前ガニ 福井県 10,000〜50,000円 黄色
加能ガニ 石川県 8,000〜50,000円 水色
間人ガニ 京都府 30,000〜150,000円 緑色
津居山かに 兵庫県 10,000〜30,000円 青色
柴山がに 兵庫県 20,000〜100,000円 ピンク色
舞鶴かに 京都府 20,000〜50,000円 緑/銀/金色
本ズワイガニの種類解説マンガ

松葉ガニ(鳥取県・島根県・兵庫県)

「松葉ガニ」とは、山陰地方で水揚げされたオスの本ズワイガニです。中でも有名な産地は鳥取県の賀露港や網代港、島根県の隠岐諸島近海です。
身入りの良さや甲羅の幅、重さなどの厳しい基準を満たしたカニのみがブランドガニとしてタグ付けされます。
産地によって以下のようにさらに呼び名が異なります。
  • とっとり松葉がに(鳥取県)
  • 隠岐松葉ガニ(島根県)
  • 浜坂産松葉がに(兵庫県)
  • 香住港まつばがに(兵庫県)
旬の時期は11月〜3月です。値段相場は1杯あたり15,000〜50,000円前後が一般的です。
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松葉ガニ

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    松葉ガニ (特大・1.5~2.5人前)

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    【活〆ボイル】松葉ガニ (特大・1.5~2.5人前)

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    【朝採れ】松葉ガニ (特大・1.5~2.5人前)

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    訳あり・松葉ガニ (小・1~1.5人前)

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    松葉ガニ (中小・1~1.5人前)

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    松葉ガニ (超特大++・2.5~3.5人前)【日時指定不可】

越前ガニ(福井県)

「越前ガニ」とは、福井県で水揚げされたオスの本ズワイガニです。全国の本ズワイガニの中でもトップブランドで、最もよく知られているブランドガニです。
主な水揚げ漁港は越前港や三国港、敦賀港です。
  • 旬の時期:11月〜3月
  • 値段相場:1杯あたり10,000〜50,000円前後
知名度の高さから、松葉ガニよりも高値で販売されることが多いです。
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加能ガニ(石川県)

「加能ガニ」は、石川県の漁港で穫れたオスの本ズワイガニです。加賀の「加」と能登の「能」の二文字を合わせて名付けられました。
甲羅幅9cm以上でしっかりと身が詰まっているものには、水色のタグがつけられ高値で販売されています。
  • 旬の時期:11月〜3月
  • 値段相場:1杯あたり8,000〜50,000円前後

間人ガニ(京都府)

「間人ガニ」は、京都府の丹後半島にある間人港を産地とするオスの本ズワイガニです。
他の漁港と比べて漁獲量が少なく、希少価値が高いとされています。したがって「幻の間人カニ」とも呼ばれています。
また、間人港は漁港からカニの漁場までが非常に近く、日帰り漁が可能なため鮮度の高さが人気の理由となっています。
  • 旬の時期:11月〜3月
  • 値段相場:1杯あたり30,000〜150,000円前後
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津居山かに(兵庫県)

「津居山かに」は、兵庫県豊岡市にある津居山港で水揚げされたオスの本ズワイガニです。
間人ガニと同様に日帰り漁も行われており、新鮮さが特徴です。大型船での漁も実施されていることから漁獲量が安定しており、間人ガニよりも安価に取引されています。
また、津居山沖には栄養豊富な山水が流れ込むため、高品質なカニが多いです。青いタグが高品質の証です。
  • 旬の時期:11月から3月
  • 値段相場:1杯あたり10,000〜30,000円前後

柴山がに(兵庫県)

「柴山がに」は兵庫県の柴山港で水揚げされたオスの本ズワイガニです。
身の詰まり具合から形、重さ、固さに至るまで厳しい選別が行われています。100ランク以上に選別する丁寧さが柴山がにの最大の強みです。重さ1.35kg以上の基準を満たした最高級品には、「柴山ゴールド」タグが付けられます。
  • 旬の時期:11月から3月
  • 値段相場:1杯あたり20,000〜100,000円前後

舞鶴かに(京都府)

「舞鶴かに」は京都府の舞鶴港で水揚げされたオスの本ズワイガニです。
水揚げされたカニのうち800g以上のもののみがブランドガニとして認定されます。緑色のタグと四角いプレートが目印です。
  • 旬の時期:11月から3月
  • 値段相場:1杯あたり20,000〜50,000円前後
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メスの本ズワイガニとは?

本ズワイガニは、オスがメスかで味も特徴も呼び方も異なることを知っていますか?ここではその具体的な違いをご紹介します。

オスとメスの違い

サイズ

本ズワイガニのオスは一般的に500g〜1kgですが、メスは100g〜200gと小ぶりです。
身がしっかりと詰まっていて歯ごたえのあるカニを食べたい方にはオスがおすすめです。

内子と外子

もっともわかりやすい違いは、内子(うちこ)・外子(そとこ)と呼ばれる卵があるかどうかです。
  • 内子:甲羅の内側にあるカニの卵巣部分。茹でガニにすることで黄身のような鮮やかなオレンジ色に変化する。
  • 外子:カニの卵。甲羅の外側に付いている茶色または黒い粒状のもの。
内子は、珍味として人気があります。独特な風味やコクが特徴で好みが分かれやすいです。しかし、通な人たちの間では「カニ味噌より美味しい」とも言われています
食感はカニの成熟度によって異なり、「プルンとしている」「ねっとりしている」などと表現されます。生の状態で塩漬けにする「内子の塩漬け」も有名です。
外子は、プチプチとした食感を楽しめます。
身や味噌と一緒に食べたり、醤油漬けにして食べるのがおすすめです。お酒のおつまみとしても好まれています。

旬の時期

メスの本ズワイガニの旬は11月〜12月です。11月〜翌年3月までが旬のオスよりもシーズンが短いです。

3分でわかる!本ズワイガニのオスとメスの違い

メスの本ズワイガニブランド・呼称

メスの本ズワイガニも穫れる地域によって呼び名が異なります。
中でも有名なブランドガニは以下の4つです。
  • セイコガニ・セコガニ(福井県・兵庫県・鳥取県)
  • 親ガニ(鳥取県)
  • コッペガニ(京都府)
  • 香箱ガニ(石川県)
メスの本ズワイガニについては、以下記事で更に詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
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紅ズワイガニの有名ブランド3選

本ズワイガニと同じズワイガニ属のカニに紅ズワイガニがあります。ここでは、紅ズワイガニの有名ブランドを3つご紹介します。

香住ガニ(兵庫県)

「香住ガニ」は、兵庫県にある香住漁港で水揚げされる紅ズワイガニです。関西で唯一水揚げされる紅ズワイガニとして有名です。
松葉ガニよりも安く購入できる一方、身入りも良く、甘味たっぷりなみずみずしい味わいで根強い人気があります。値段相場は1杯4,000〜8,000円前後です。
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高志の紅ガニ(富山県・富山湾)

「高志の紅ガニ(こしのあかがに)」は、富山湾で水揚げされる紅ズワイガニの呼び名です。
漁港から漁場までが近く日帰り漁が可能なため、鮮度の高さが特徴の紅ズワイガニです。高志の紅ガニの中でも、「紅ズワイガニ・ブランド化推進協議会」による厳格な選別をクリアした良質なカニは「極上」として認定され、タグが付けられます。
値段相場は1杯3,000〜5,000円前後ですが、タグ付きのものは1杯20,000〜30,000円で販売されています。

北綱がに(秋田県・男鹿沖)

「北綱がに」は、秋田県にある男鹿沖で水揚げされた紅ズワイガニです。
600g以上のカニのうち、脚が揃ったものだけに「北綱がに」の称号が与えられ、高級ブランドガニとして取引されています。値段相場は1杯6,000円〜15,000円前後で、サイズや重量によって値段が変動します。

ズワイガニとタラバガニの違い

タラバガニの特徴

タラバガニは「カニの王様」と称され、その大きな身とボリューム感が魅力です。
身は淡白な味のため、バターや醤油、にんにくなどで味付けするのがおすすめです。鉄板や網で焼いた大きな脚を頬張るのが醍醐味です。

カニ味噌やレア(生)を楽しむならズワイガニ

タラバガニは、カニ味噌がほぼ無く且つ味も美味しくありません。なのでカニ味噌を楽しむ場合はズワイガニがおすすめです。また、かに刺しなどレア、ミディアムレアで楽しむ場合もズワイガニになります。
詳しくは以下記事を参考にしてください。
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ズワイガニと毛ガニの違い

観点 ズワイガニ 毛ガニ
身の味わい すっきり甘く旨味がある。しゃぶしゃぶ・刺身でも水っぽくならず上品 旨味と磯の香りが強い、。塩ゆで一択で“味噌ごと食べる”のが定番
カニ味噌 量は多い&甘味が強い 量は多い&コク深い
価格(1杯) ブランド本ズワイ:2~5万円、紅ズワイ:0.2~0.5万円 0.5~1万円
食べ方 ゆで・焼き・しゃぶしゃぶ・カニすき・甲羅焼き 浜ゆで(塩ゆで)、カニ味噌甲羅焼き

ズワイガニを購入する際のポイント

種類や産地、旬の時期で選ぶ

地域やブランドにより様々です。以下表を参考にしてください。
種類 ブランド名 産地 旬の時期 値段相場(1杯あたり) おすすめの食べ方
本ズワイガニ(オス) 松葉ガニ 鳥取県・島根県・兵庫県 11月〜翌年3月 10,000〜30,000円 茹でガニ・カニ刺し・カニ鍋・カニしゃぶ
本ズワイガニ(オス) 越前ガニ 福井県 11月〜翌年3月 10,000〜50,000円 茹でガニ・カニ刺し・カニ鍋・カニしゃぶ
本ズワイガニ(オス) 加能ガニ 石川県 11月〜翌年3月 8,000〜50,000円 茹でガニ・カニ刺し・カニ鍋・カニしゃぶ
本ズワイガニ(オス) 間人ガニ 京都府 11月〜翌年3月 30,000〜150,000円 茹でガニ・カニ刺し・カニ鍋・カニしゃぶ
本ズワイガニ(オス) 津居山かに 兵庫県 11月〜翌年3月 10,000〜30,000円 茹でガニ・カニ刺し・カニ鍋・カニしゃぶ
本ズワイガニ(オス) 柴山がに 兵庫県 11月〜翌年3月 10,000〜30,000円 茹でガニ・カニ刺し・カニ鍋・カニしゃぶ
本ズワイガニ(オス) 舞鶴かに 京都府 11月〜翌年3月 10,000〜30,000円 茹でガニ・カニ刺し・カニ鍋・カニしゃぶ
本ズワイガニ(オス) 複数あり 11月〜翌年3月 3,000〜30,000円 茹でガニ・カニ刺し・カニ鍋・カニしゃぶ
本ズワイガニ(メス セイコガニ・セコガニ 福井県・兵庫県・鳥取県 11月〜12月 700〜800円 茹でガニ・味噌汁
本ズワイガニ(メス) 親ガニ 鳥取県 11月〜12月 700〜800円 茹でガニ・味噌汁
本ズワイガニ(メス) コッペガニ 京都府 11月〜12月 700〜800円 茹でガニ・味噌汁
本ズワイガニ(メス) 香箱ガニ 石川県 11月〜12月 700〜800円 茹でガニ・味噌汁
大ズワイガニ 北海道・ロシア・カナダ 100〜300円 茹でガニ・カニクリームコロッケ・グラタン
紅ズワイガニ 香住ガニ 兵庫県 11月〜翌年2月 4,000〜8,000円 カニすき・カニ鍋・カニしゃぶ
紅ズワイガニ 高志の紅ガニ 富山県 11月〜翌年2月 3,000〜5,000円(タグ付きは20,000〜30,000円) カニすき・カニ鍋・カニしゃぶ
紅ズワイガニ 北綱がに 秋田県 11月〜翌年2月 6,000〜15,000円 カニすき・カニ鍋・カニしゃぶ
タラバガニ 複数あり 4~6月・11~翌年2月 8,000~15000円 焼きガニ・蒸しガニ
毛ガニ 北海道・岩手県・山陰の一部 通年 5,000〜20,000円 カニ刺し・茹でガニ・蒸しガニ

価格や予算で選ぶ

カニは種類やブランドによって価格が大きく変動します。前述の表から予算にあった商品を選ぶとよいでしょう。

お得に買いたいなら訳あり商品も

お得にカニを買いたい場合は、訳あり商品もおすすめです。訳ありカニは、水揚げ時などで脚が折れたり傷がついたものですが、味は通常のものと同等です。

かに総本店 松菱の訳ありカニ

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    訳あり・松葉ガニ (小・1~1.5人前)

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    訳あり・松葉ガニ (特大・1.5~2.5人前)

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    訳あり・松葉ガニ (中小・1~1.5人前)

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    訳あり・松葉ガニ (超特大・2~2.5人前)

  • 商品画像

    訳あり・松葉ガニ (大・1~2人前)

調理方法に合わせて届く状態を選ぶ

購入する前にどのレシピを食べたいか、調理にどのくらい時間をかけられるかなどを考慮して選ぶと良いでしょう。
茹で状態 おすすめの食べ方
活き(生) 刺身(活きのみ)、しゃぶしゃぶ、すき焼き、鍋
ボイル 茹でがに(そのまま)、焼きガニ(バター焼きなど)
カット状態 特徴 おすすめの食べ方
むき身(ポーション) 殻を完全に外したもの しゃぶしゃぶ、刺身
半むき身(ハーフカットポーション) 殻を半分残して剥いたもの 焼きガニ、バーベキュー
切り脚 殻を残して脚だけ切り分けたもの そのまま、鍋
片脚肉 姿を半分にカットしたもの そのまま、鍋
姿 丸ごとそのまま そのまま、鍋、焼きガニ、カニ味噌
ほぐし身・フレーク 茹でたカニ脚の身をほぐしたもの カニ玉、チャーハン

食べる人数に合ったサイズと重量で選ぶ

通販でカニを購入する際には、食べる人数に見合ったサイズ・重量を選びましょう。
カット状態(ズワイガニ) 目安
むき身(ポーション) 300〜400gで1人前
姿 1杯(600g〜1.5kg)で1〜2人前

ズワイガニの保存方法

カニは鮮度が命です。食べる分だけ解凍するのが基本ですが、食べきれない場合は適切な方法で冷蔵または冷凍保存しましょう。

活き(生)の場合

活きガニの場合は、鮮度が落ちないうちにできるだけ早く食べましょう。
もし食べきれなかった場合は、茹でてから保存します。ラップや新聞紙などで全体を包んだものをビニール袋に入れ、冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。
冷蔵保存なら1〜2日程度、冷凍保存なら2〜3週間程度は保存が可能です。

ボイルの場合

ボイルガニの場合もラップや新聞紙などで全体を包み、ビニール袋に入れて保存しましょう。
冷蔵保存なら2〜3日程度、冷凍保存なら2〜3週間程度は美味しさを保ったまま保存できます。
ズワイガニの保存方法

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定番!ズワイガニの絶品料理

カニ鍋

ズワイガニ料理の定番といえば、カニ鍋。カニの旨味たっぷりの出汁が野菜や豆腐などの他の具材まで美味しくしてくれます。鍋の〆には雑炊も忘れずに。卵とごはんを加えて汁気がなくなるまで煮込んだら完成です。
一度で二度楽しめるのがカニ鍋の良さです。

カニ刺し

新鮮な活きガニを購入したら、まず最初に試したいのが「カニ刺し」です。素材のもつ本来の味わいを存分に楽しむことができます。
ポン酢や市販のカニ酢を少し付けると、ズワイガニの上品な甘みがより引き立ちます。
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カニ味噌甲羅焼き

本ズワイガニや紅ズワイガニを購入したら、「カニ味噌」まで美味しくいただきましょう。
一番のおすすめはカニ味噌甲羅焼きです。カニ味噌がついたままの甲羅を焼き網にのせて焼く料理です。
そのままでももちろん美味しいですが、カニ身につけたり野菜につけたりして食べるのもおすすめです。お酒のつまみとしても人気があります。
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種類別!ズワイガニのおすすめの食べ方

まとめ

今回は、ズワイガニの種類別に産地や値段相場、味わいなどの基本情報から、有名ブランドや通販での選び方までご紹介しました。
かに総本店 松菱では、高品質で美味しいカニを豊富に取り揃えているので、ぜひ自分にぴったりなカニを見つけてくださいね。松菱ではLINEチャットでの購入相談や調理の相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。