冬の味覚の代表と言えばカニですね。
その中でも人気のズワイガニの一種である、紅ズワイガニについての特徴やオススメの買い方、価格、レシピ、本ズワイガニとの違いなどを図や画像、動画を使って解説していきます!
そもそもズワイガニとは?については以下の記事も合わせてご覧ください。
冬の味覚の代表と言えばカニですね。
その中でも人気のズワイガニの一種である、紅ズワイガニについての特徴やオススメの買い方、価格、レシピ、本ズワイガニとの違いなどを図や画像、動画を使って解説していきます!
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2024年08月05日更新
紅ズワイガニは、生物学上の定義ではズワイガニ属の一種です。
ただし、他のズワイガニに比べて赤い色をしていることが見た目の大きな特徴です。
通常、カニは茹でると赤くなりますが、紅ズワイガニは茹でる前から赤色が強いのです。赤くなる理由は紅ズワイガニが棲む環境によるものです。環境について詳しくはこの後解説していきます。
の3つ特徴があります。
紅ズワイガニはうまみ成分であるグルタミン酸やグリシン、アルギニン、グアニル酸などを豊富に含んでいます。
特にグルタミン酸は塩分でうまみが引き出されるので、塩茹で(ボイル)しポン酢やカニ味噌、カニ酢につける食べ方がおすすめです。
紅ズワイガニは水深500〜2,500mの海底に生息しています。
松葉ガニなどに代表される本ズワイガニは水深200〜400mに生息しているため、紅ズワイガニはより水深の深い、過酷な環境で生きていると言えるでしょう。これらの過酷な環境に適応(深海適応)した結果、見た目が赤くなりまた水分を多く含んだジューシーな身になるのです。
島根、鳥取、兵庫、京都を中心とした山陰地方の日本海や北海道近海が主な産地です。漁は水深500〜2,500mの深海をかご縄カニ漁等で行われます。
資源保護の理由からメスの漁獲や小さいサイズの漁獲は禁止されています。
紅ズワイガニの1杯あたりの価格相場は3,000〜5,000円程度です。
他の本ズワイガニなどは8,000円以上、松葉ガニなどのブランド本ズワイガニが20,000円以上する場合もあることを考えるとお手頃な価格でしょう。
産地や状態(ボイル済みや冷凍etc.)によって価格は変わるので、注意しましょう。
日本海では9月〜翌年6月が漁の解禁シーズンになります。 (7〜8月は禁漁期間。)
水域により違いはありますが、同一水域でも他のズワイガニよりも漁期が長いです。例えば、松葉ガニの解禁期間は紅ズワイガニと比べて5ヶ月近く短い11月上旬〜翌年3月のみです。
一方で、北海道近辺など水域が変わると禁漁期間も変わるため、1年中どこかの港で採れた新鮮な美味しい紅ズワイガニを食べることができます。
敢えて旬を指定するのであれば、鮮度や品質が保ちやすい寒い11月〜2月が旬といえるでしょう。
食べられる量やカニの好き嫌いなどによって変わりますが、1人前目安として、むき身(すでに殻が剥かれ食べやすい状態)であれば300~400g、姿(殻や甲羅が漁獲時からそのままの状態)の場合は500~700gほどです。
カット・状態 | 目安 |
---|---|
むき身(ポーション) | 300〜400gで1人前 |
姿 | 1杯(600g〜1.5kg)で1〜2人前 |
紅ズワイガニは傷みやすいため、ボイル済みまたはボイル済み冷凍の状態を購入すると良いでしょう。
特に産地ですぐにボイルや冷凍された商品を提供している通販サイトがおすすめです。プロが紅ズワイガニの美味しさを最も引き出すボイルの塩加減を調整するため、自宅で塩茹でするより美味しく仕上がる場合が多いです。
また、倉庫から店舗への配送の際に商品の温度などが変わるため、その温度変化の回数が少ない産地直送の通販サイトが最も良い状態で召し上がれると思います。
かに総本店 松菱では、紅ズワイガニの国内水揚げ量の約6割近くを占める境港から主に紅ズワイガニを産地直送でお受け取りいただけます。
「香住ガニ (かすみがに)」は、兵庫県の香住漁港で水揚げされる紅ズワイガニです。関西で唯一水揚げされる紅ズワイガニとして有名です。
松葉ガニよりも安く購入できる一方、身入りも良く、甘味たっぷりなみずみずしい味わいで根強い人気があります。
値段相場は1杯4,000〜8,000円程です。
「高志の紅ガニ (こしのあかがに)」は、富山湾で水揚げされる紅ズワイガニの呼び名です。漁港から漁場までが近く日帰り漁が可能なため、鮮度の高さが特徴です。
高志の紅ガニの中でも、「紅ズワイガニ・ブランド化推進協議会」による厳格な選別をクリアした良質なカニは「極上」として認定され、認定タグが付けられます。
通常品の値段相場は1杯3,000〜5,000円程ですが、タグ付きのものは1杯20,000〜30,000円で販売されています。
「北綱がに (きたづながに)」は、秋田県の男鹿沖で水揚げされた紅ズワイガニです。
600g以上かつ脚が全て揃ったものだけに「北綱がに」として取引されています。値段相場は1杯6,000円〜15,000円程です。
ブランド名 | 産地 | 旬・漁の時期 | 値段相場(1杯あたり) |
---|---|---|---|
香住ガニ | 兵庫県 | 9月〜翌年6月 | 4,000〜8,000円 |
高志の紅ガニ | 富山県 | 3,000〜30,000円 | |
北綱ガニ | 秋田県 | 6,000〜15,000円 |
紅ズワイガニと比較されることの多い、本ズワイガニについても簡単に解説します。
本ズワイガニは、日本海やオホーツク海、カナダなどで水揚げされます。日本の代表的な産地は鳥取県や島根県、福井県を中心とした山陰地方の日本海です。身はしっかりと詰まっており旨みが強く、カニ味噌も多い本ズワイガニは贅沢な食材として認知されています。
オスの本ズワイガニは、漁獲される地域ごとに「松葉ガニ」や「越前ガニ」「加能ガニ」など高級ブランドとして販売されています。これらは1杯あたり15,000〜25,000円程が価格相場です。
本ズワイガニのブランドについては以下記事でより詳しく解説しています。
種類 | ブランド名 | 産地 | 旬の時期 | 値段相場(1杯あたり) | おすすめの食べ方 |
---|---|---|---|---|---|
紅ズワイガニ | 香住ガニ | 兵庫県 | 9月〜翌年6月(日本海近郊) 1年中(北海道各地域で異なる) | 4,000〜8,000円 |
|
高志の紅ガニ | 富山県 | 3,000〜5,000円(タグ付きは20,000〜30,000円) | |||
北綱がに | 秋田県 | 6,000円〜15,000円 | |||
ー | 複数あり | 3,000〜6,000円 | |||
本ズワイガニ(オス) | 松葉ガニ | 鳥取県・島根県・兵庫県 | 11月〜翌年3月 | 10,000〜30,000円 |
|
越前ガニ | 福井県 | 10,000〜50,000円 | |||
加能ガニ | 石川県 | 8,000〜50,000円 | |||
間人ガニ | 京都府 | 30,000〜150,000円 | |||
ー | 複数あり | 3,000〜30,000円 |
ジューシーな身の味わいを楽しみたい場合は紅ズワイガニ、カニ味噌やしっかり詰まった身を楽しみたい場合は本ズワイガニでしょうか。
水分を多く含む紅ズワイガニはゆでガニ、かにすき・カニ鍋、カニしゃぶなどが適し、本ズワイガニは刺し身やレアに近い焼き/茹でがおすすめです。
産地やブランドにより違いはありますが、本ズワイガニより紅ズワイガニのほうが安価でです。
有名ブランドの本ズワイガニだと20,000円以上する一方、紅ズワイガニはブランド認定された商品でも6,000〜10,000円ほどが多いです。ブランド認定されていなくても十分美味しいですし、その場合は1杯3,000円ほどの価格になっています。
紅ズワイガニは1年を通して日本国内でもどこかで水揚げされるため、1年中鮮度の良い物を味わうことができます。夏の時期でのお祝いごとや親族の集まり、週末のご馳走などで紅ズワイガニがあると食卓が盛り上がること間違いないでしょう。
また、比較的手の届きやすい価格のため、大人数や食べ盛りのお子さんなどが満足できる量を購入しやすいです。
日本国内では冬の時期限定で漁獲される本ズワイガニは、年末年始やお正月などで食されることが多いです。漁は3月まで行われるので、卒業や試験の合格祝いなどにも間に合いそうです。
少々値は張りますが、カニ好きの方がいる場合はとても喜ばれること間違いなく、贅沢な食事は全員の思い出に残る時間になるはずです。
本ズワイガニを刺し身紅ズワイガニを鍋や茹で用としてそれぞれ食卓に並べると、味の比較もでき、お腹も満たされる食事になりそうです。
紅ズワイガニの、最もおすすめな調理方法は茹で(ボイル)です。
素材自体の味が秀逸なので、茹でたものをそのまま食べるだけでも十分満足できます。お好みでポン酢や醤油を付けても美味しいでしょう。
紅ズワイガニだからこそ美味しさが引き立つ食べ方がカニ鍋です。
みずみずしく甘みのある紅ズワイガニから染み出す出汁が野菜などの他の食材に染み込み鍋全体に美味しさが広がります。
食事の〆には雑炊はいかがでしょうか。お米が紅ズワイガニの旨味を吸収した味わいは紅ズワイガニのカニ鍋だからこそ楽しめる食べ方です。
濃厚なカニ味噌を多く持つズワイガニならではの一品。甲羅を器にしカニ味噌をシンプルに焼き、最後に小ネギを入れるだけ。お好みで料理酒や醤油、ほぐした身を入れても美味しいです。
カニの身をカニ味噌につけて食べるも良し、おつまみとしてカニ味噌だけ食べても良し、お好みの食べ方で楽しんでください。
カンジャンケジャンは醤油に生のカニを漬けた食べ物ですが、キムチにカニを和えたケジャンも韓国の人気料理の一つです。
茹でた紅ズワイガニの肩肉や脚の身をほぐし、キムチやごま油と和えるだけで完成です。お好みでネギやすりゴマ、醤油なども入れても美味しいでしょう。お酒のお供に間違いのない一品です。
紅ズワイガニの特徴や産地や値段相場、味わいなどの基本情報から、本ズワイガニとの違いなどをご紹介しました。
かに総本店 松菱では、高品質で美味しい紅ズワイガニを豊富に取り揃えているので、是非自分にぴったりなカニを見つけてください。
著者:かに総本店松菱 仕入れ担当
当ECショップで仕入れを担当しております。海の幸であるカニの専門家として、皆様が安心してカニを購入できるよう精一杯サポートしていきます。...
当ECショップで仕入れを担当しております。海の幸であるカニの専門家として、皆様が安心してカニを購入できるよう精一杯サポートしていきます。
仕入れの際は、品質と鮮度を最優先に考え、非常に厳しい仕入れ基準を設けています。サイズや身入りが特に優れたカニのみを厳選し、皆様の食卓に最高の一品をお届けできるよう努めています。
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