
松葉ガニの食べ方おすすめ7選!高級カニ専門店のプロがレシピ動画も使って解説

更新日:2026年05月26日
カニの買付人がおすすめする松葉ガニの美味しい食べ方7選!松葉ガニならではの調理や味付けのコツをこの道55年の職人が味付けする高級カニ専門店の技をお伝えします。
目次
基本の下準備と捌き方
必要な調理器具
下準備
- 流水で水洗い
- (汚れが気になる場合)タワシやペーパーなどで擦って洗うのも良いでしょう。
捌き方
- ふんどし(腹部)の除去:裏返してふんどしを取り除きます。この時水が飛ぶこともあるので注意しましょう
- 胴体部分に切込みをいれる:裏返しのまま口元から胴体に包丁を入れていきます
- 甲羅から胴体を外す:脚を掴み、胴体を切り込み側に折り甲羅から外します
- 甲羅の中にある不要部位の除去:胃袋やえら、膜を取り除き、味噌のみを残すように整えます
- 脚を取り外す:脚を付け根から包丁で切ります
注意点

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カニ刺し・お刺身
準備
- 前述の基本の調理器具
- 氷水
- ワサビと醤油、レモンなど柑橘、カニ酢などお好みで
作り方
- 前述の基本の捌き方で捌きます
- 脚の腹側(白色側)の殻を包丁で切っていきます。(少し難しいので怪我をしないよう注意しましょう。)
- 関節に切り込みを入れ、蟹身を外します
- 30〜50秒ほど氷水にさらします
- 水気を切って、盛り付け
かに刺しの調理ポイント
身を氷水にくぐらせること。「花が咲く」とも呼ばれますが、ぷりぷりの見た目と食感になります。

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蒸し
準備
- 前述の基本の調理器具
- 蒸し器など
- お好みでレモンなど柑橘類
作り方
- 動かなくなるまで真水に10〜20分浸けます。(カニを締める作業です)
- 水洗いでカニの殻全体を洗う
- 蒸し器の準備が整ったら、甲羅を下にしてカニをセットします
- 好み次第ですが、20〜30分程度蒸します。蒸しすぎると固くなってしまうので注意しましょう
- 前述の基本の捌き方で分解
- キッチンバサミ等で脚を開き、盛り付け
蒸しの調理ポイント
・カニを締める 動きが活発なまま蒸すとカニが動いたり、脚が外れてしまったりします。 ・蒸す際は甲羅を下に カニ味噌が甲羅に残るようになります。

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茹で
準備
- 前述の基本の調理器具
- 大きめの鍋など
- カニ酢、ポン酢など
作り方
- 水洗いでカニの殻全体を洗う
- 動かなくなるまで真水に10〜20分浸けます。(カニを締める作業です)
- 鍋に水を入れ火を入れます
- 鍋の水が沸騰したら、甲羅を下にしてお湯に入れます
- 好み次第ですが、15〜20分程度茹でます。茹ですぎると固くなってしまうので注意しましょう
- 前述の基本の捌き方で分解
- キッチンバサミ等で脚を開き、盛り付け
茹での調理ポイント
・なるべく真水で締める作業は行いましょう。締めなくても茹でることはできますが、脚が外れてしまう場合があります ・甲羅は下にして茹でましょう。カニ味噌がなるべくこぼれないようにするためです。
焼きガニ
準備
- 前述の基本の調理器具
- ガスコンロ(またはカセットコンロ、フライパン、オーブントースター、バーナー)
- お好みでレモンなど柑橘類
作り方
- 水洗いでカニの殻全体を洗う
- 前述の基本の捌き方で分解
- 脚の腹側(白色側)の殻を包丁で切り、殻を剥きます(少し難しいので怪我をしないよう注意しましょう。)
- 殻を下にして、ガスコンロやオーブントースター、フライパンで焼いていきます(バーナーで上から炙っても良いです)
- 鮮度が良いのであれば焦げ目が少し付いてきた、ミディアムレアで食べるのがおすすめです
焼きの調理ポイント
・殻を下にして焼くことで、表面はカリッと香ばしく、中はふわっとジューシーに仕上がります ・甲羅ごと焼いたカニ味噌も添えて食べれば誰もが唸る美味しさです

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カニしゃぶ
準備
- 前述の基本の調理器具
- 鍋
- 各種野菜(ネギ、白菜、キノコ類などお好みで)
- ポン酢など
- 雑炊用の生卵、白米
作り方
- 水洗いでカニの殻全体を洗う
- 前述の基本の捌き方で分解
- 脚の腹側(白色側)の殻を包丁で切り、殻を剥きます(少し難しいので怪我をしないよう注意しましょう。)
- 関節に切り込みを入れ、蟹身を外します(かに刺しと同じ手順)
- さっと5〜10秒程度しゃぶしゃぶし、ミディアムレアで食べるのがおすすめです

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カニ味噌甲羅焼
準備
- 前述の基本の調理器具
- ガスコンロ、カセットコンロ
- みりん、醤油、酒、小ねぎ
作り方
- 前述の基本の捌き方で分解
- 甲羅に残っている皮やくちばし(口の部分)を取り外す
- お好みで醤油や酒、みりんを少しだけ加えます
- 甲羅ごとカセットコンロなどで焼きます
- 焦げ付かないように、時折箸などで混ぜます
- 熱が全体に通ったら完成です

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甲羅酒
準備
- 日本酒など
作り方
- カニ味噌甲羅焼きで作ったカニ味噌を一通り食べ終わったら、甲羅に日本酒などを入れます
- 軽く加熱し、日本酒の香りが立ったら完成です

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よくあるご質問
Q
そもそも「松葉ガニ」とはどのようなカニですか?
+
A
松葉ガニとは、山陰地方(鳥取県、島根県、兵庫県北部など)の日本海で水揚げされた「ズワイガニのオス」の総称です。ズワイガニの中でも特に厳しい基準で選別された高級ブランドであり、ぎっしりと詰まった身と、濃厚で上品な甘みが特徴。名前の由来には「身が松葉のように広がるから・漁師が松の葉を燃やして茹でたから」など諸説あります。
Q
松葉ガニの旬(食べられる時期)はいつですか?
+
A
漁の解禁期間である11月6日から翌年3月20日までがメインです。その中でも特に旬とされるのは11月から翌年2月頃です。資源保護のため、漁の期間が制限されており生の松葉ガニを味わえるのは冬の限られた期間だけとなります。
Q
一般的なズワイガニと松葉ガニは何が違うのですか?
+
A
最も大きな違いは産地と品質保証です。世界中で獲れるズワイガニに対し、松葉ガニと呼べるのは山陰沖の特定の海域で獲れたものに限られます。また、松葉ガニには品質と水揚げした漁船を証明するブランドタグが脚に付けられており、信頼の証となっています。
Q
松葉ガニのおすすめの食べ方は?
+
A
鮮度の良い松葉ガニであれば、特有の甘みと食感を楽しめるカニ刺しがおすすめです。また、茹でてそのまま食べるボイルや、出汁の旨味を味わうカニ鍋、かにしゃぶでミディアムレアで食べるのも良いでしょう。

著者:長谷川
カニ総本店 松菱のバイヤーとして、全国を飛び回る一人。今年も北海道のタラバガニから沖縄のヤシガニ、鳥取・福井のズワイガニ、香箱ガニ、花咲蟹、タラバガニ、毛蟹まで現地に赴き市場調査。「今後、全国の隠れた逸品を更に増やしていく予定です。全国の海から直送する多種多様な美味しいカニを楽しんでいただけると嬉しいです」(プロフィール)
高級カニ専門店のバイヤーがおすすめする松葉ガニの食べ方7選です。 松葉ガニは、大きくプリプリのカニ身とたっぷりのカニ味噌を両方楽しめるのが醍醐味。毎年私自身で捌いているから分かる、調理中の注意点やポイントも紹介します。