西津漁港

西津漁港の歴史とカニ

西津漁港(にしづぎょこう)は福井県小浜市に位置し、若狭湾の豊かな海に面した歴史ある漁港。古くから「若狭もの」と呼ばれる海産物の集積地として栄え、京の都へ海の幸を届ける「御食国(みけつくに)」の一翼を担ってきました。現在も、越前蟹や紅ズワイガニをはじめ、アマエビ、サバ、アジなど多様な魚介類が水揚げされる活気ある港です。

特に冬の味覚である越前ガニの漁が盛んで、西津漁港で水揚げされたカニは、厳選された品質と鮮度で高い評価を受けています。地元の漁師たちは、早朝から寒風の中で一杯一杯を丁寧に扱い、その甲羅の艶や脚の張りを見極めながら競りにかけます。港町の食堂では、茹でたてのカニを堪能できます。
また、西津地区は「若狭塗」や「若狭小浜の食文化」といった伝統が息づくエリアでもあり、港と街、食と文化が一体となって「海と生きる町」を体現しています。古代から続く海の恵みと人の営みが交差する、西津漁港はまさに若狭の豊かさを象徴する港です。

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  • 西津七年祭

    7年毎に一度のいみに行われる祭り。西津七年祭は豊漁と海上安全などを祈る祭りとして約300年の歴史があります。

    住所:〒917-0002 福井県小浜市北塩屋20−11

参考・引用サイト

https://jf-fukui.a.la9.jp/