西津漁港の歴史とカニ
西津漁港(にしづぎょこう)は福井県小浜市に位置し、若狭湾の豊かな海に面した歴史ある漁港。古くから「若狭もの」と呼ばれる海産物の集積地として栄え、京の都へ海の幸を届ける「御食国(みけつくに)」の一翼を担ってきました。現在も、越前蟹や紅ズワイガニをはじめ、アマエビ、サバ、アジなど多様な魚介類が水揚げされる活気ある港です。
特に冬の味覚である越前ガニの漁が盛んで、西津漁港で水揚げされたカニは、厳選された品質と鮮度で高い評価を受けています。地元の漁師たちは、早朝から寒風の中で一杯一杯を丁寧に扱い、その甲羅の艶や脚の張りを見極めながら競りにかけます。港町の食堂では、茹でたてのカニを堪能できます。
また、西津地区は「若狭塗」や「若狭小浜の食文化」といった伝統が息づくエリアでもあり、港と街、食と文化が一体となって「海と生きる町」を体現しています。古代から続く海の恵みと人の営みが交差する、西津漁港はまさに若狭の豊かさを象徴する港です。
主に水揚げされるカニ
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メッセージ 最高級を最高の鮮度でお届け。特別な時間を、もっと特別に。 地元から直送された鮮度抜群の香箱ガニ・セコガニ・コッペガニをお楽しみいただけます。 松葉ガニのメスならではの濃厚な内子・外子、プリプリの身を食卓に。11月上旬から12月末でしか味わえない希少な味覚です。 特大サイズ(200-250g)の5杯セットは3-4名様目安で召し上がれます。 ※オスの松葉ガニと比較してサイズは小さいことにご注意下さい。 ボイル済みのため調理の手間が少なくお楽しみいただけます。 独自の茹で技術 ボイル・ゆでガニの美味しさを決める茹で時間と塩加減は、この道55年の熟練の名人芸。松葉ガニ本来の甘みと旨みを逃さない秘伝の手法でお用意いたします。 お刺身でも食べられる新鮮なカニを一気に茹でることで溶け出したカニの出汁が、カニ身に染み渡ることで、ご自宅では味わえない旨味を実現しています。 新鮮さへのこだわり...
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紅ズワイガニとは 紅ズワイガニは、 「クモガニ科」の「ズワイガニ属」に属するカニです。 同じズワイガニ属のなかで日本で食用とされているものには、本ズワイガニや大ズワイガニもあります。 紅ズワイガニは、本ズワイガニに比べて鮮やかな赤色をしているのが特徴です。日本海の深海域で漁獲されることが多く、特に山陰地方が主な産地です。 値段相場は1杯3,000円程度です。 また、本ズワイガニよりも漁期が長く、9月〜翌年6月(7〜8月は禁漁期間)までがシーズンとなります。 みずみずしく、上品な甘みと繊細なカニ身 紅ズワイガニは、上品な甘みと旨味たっぷりな味わいが特徴です。 水分を多く含むジューシーなカニ身が人気で、本ズワイガニよりも美味しいと言う人も多くいます。 身入りは他のカニに比べて劣りますが、その分繊維一本一本の食感を楽しむことができます。...
周辺のイベント
西津七年祭
7年毎に一度のいみに行われる祭り。西津七年祭は豊漁と海上安全などを祈る祭りとして約300年の歴史があります。
住所:〒917-0002 福井県小浜市北塩屋20−11
参考・引用サイト