香箱ガニの旬は12月!地域別の禁漁期や美味しい季節を紹介

香箱ガニは限られた地域、期間しか味わえない希少なカニ。特徴は珍味として知られる内子と外子の美味しさ。香箱ガニ・セイコガニの地域別の漁獲時期や旬、旬のカニを食べる方法もご紹介します。

長谷川

香箱ガニは、石川県、福井県、鳥取県、京都府などで水揚げされる「本ズワイガニのメス」です。地域によって親ガニ、セコガニ、セイコガニなどとも呼ばれています。

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香箱ガニが美味しい時期

香箱ガニを美味しく食べるなら11月下旬から12月末までがおすすめです。、香箱ガニの特徴である、内子(卵巣)と外子(卵)が成熟し、食感は弾力が、味はコクが増していきます。
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香箱ガニの漁期は非常に短い

地域によって多少終了異なりますが、香箱ガニは資源保護のために短期間の漁しか許可されていません。

石川、福井、鳥取、京都などは2ヶ月のみ

山陰地方では香箱ガニの水揚げが盛んで、呼び方にも地域ごとの個性が表れます。たとえば、石川県では「香箱ガニ」、福井では「せいこがに」、鳥取では「親ガニ」、京都では「こっぺがに」と呼ばれています。
  • 漁の解禁期間:11月6日〜12月末まで(地域ごとに数日異なります)
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東北(山形、岩手、秋田など)

  • 山形:10月から翌年3月頃まで
  • 新潟:10月〜翌年5月頃まで※自主規制でより短くなる場合あり
  • 秋田:10月〜翌年5月頃まで※自主規制でより短くなる場合あり
山形県庄内地方などを中心に一部で水揚げされるのみで、香箱ガニの漁獲量は多くはありません。

北海道

北海道では、香箱ガニ(メスの本ズワイガニ)は基本的に禁漁対象です。ただし、別種のオオズワイガニのメスは近年多く流通し始めています。これらを香箱ガニやセコガニと呼称している場合がありますが、誤認を招くとして注意喚起がなされています。
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旬になる理由

香箱ガニが12月に旬を迎えるのは、産卵を控えた時期であるためです。
  • 内子(卵巣):時間が経つごとに熟成され、濃厚でコクのある味わいに。ねっとりとした舌触りが特徴。
  • 外子(受精卵):粒が大きくなり、プチプチとした食感が楽しめるようになります。
また、水温が下がることで、身に甘みが増し、ミソもクリーミーに。12月は味覚・食感ともに最高のバランスに整うため、「食べるならこの時期」と言われているのです。

旬の香箱ガニの味覚

  • 内子がオレンジ色で、密度が高く、なめらか
  • 外子がぷちぷちしており、ハリと弾力がある
  • 身は繊細だが甘みが強く、ミソとの相性も抜群
  • 甲羅の裏側が鮮やかな赤褐色で、全体に張りがある
調理法はシンプルな塩茹でが王道。そのまま内子・外子・ミソを混ぜて食べると、香箱ガニの真価が発揮されます。また、寿司ネタや甲羅焼きとしても人気があり、少量でも満足感が得られるのも魅力のひとつです。

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まとめ

香箱ガニは、冬だけに出回る希少な味覚であり、旬の時期は12月。産地によって微妙に時期は前後しますが、多くの地域で12月上旬〜中旬が味のピークとされています。
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