加能ガニとは?北陸が誇る最高級ブランドカニを解説

加能ガニは、石川県で穫れるオスの本ズワイガニの高級ブランド。甲羅のサイズや鮮度など厳しい基準をクリアした一握りのカニが青色の証明タグが付与されます。比較的新しいブランドですが、加賀や能登など栄養豊富な海に隣接する石川県だから成し得る美味しさが評判です。

加能ガニとは?

加能(かのう)ガニは、石川県で穫れるオスの本ズワイガニの高級ブランドです。石川県の「加賀」と「能登」から1文字ずつ取って名付けられました。タグの色は青色です。(松葉ガニは赤、間人ガニは緑、越前ガニは黄色)

水揚げ漁港

石川県内の橋立漁港、金沢港、富来漁港、輪島港、蛸島漁港が主な水揚げされる漁港です。

漁期や旬

山陰ズワイガニ漁期間
例年11月6日から3月20日まで行われます。ただし天候によって数日、後ろ倒しになる場合もあり、2024年は11月8日が解禁日となりました。

加能ガニの歴史

加能ガニは、2006年(平成18年)に石川県内の漁協が1つになったことをきっかけに誕生しました。また一般公募で名称が決まった珍しいブランドで、『「加」賀から「能」登まで』といった意味を持っています。

加能ガニの特徴

日帰り操業で抜群の鮮度

加能ガニは、基本的に日帰り操業で漁獲されます。そのため、穫れたばかりの鮮度の高いカニが市場に届くため、他のブランドカニと比べても鮮度はトップクラスです。
また、冬の荒れた日本海は漁が行えない日も多いため、石川県の各漁港では漁獲したカニを陸上水槽で活かしたまま収容する蓄養も行って安定供給に努めています。

認定条件は「甲羅幅9㎝以上」

加能ガニは甲羅の幅が9㎝以上で身入りが良いオスの本ズワイガニのみが認定され、青いタグが付与されます。タグには「加能ガニ」の名称が表に、裏に水揚げされる漁港の名称が明記されます。

加能ガニの最上級ライン「輝(かがやき)」

加能ガニの認定基準から更に厳しい基準を突破したカニに付けられる超希少なカニに「輝」の名前が与えられます。重量1.5kg以上、甲羅幅14.5cm以上、足折れがない、身入りが良い、鮮度などが基準で、2021年は年間通して9杯のみしか認定されず、初競りでは1杯500万の最高値が付きました。
また、2022年からはメスのズワイガニ(香箱ガニ)の最高ブランドとして「輝姫(かがやきひめ)」の認定も始まっています。香箱ガニはサイズは小さいですが、珍味「内子(卵巣)、外子(卵)」や濃厚なカニ味噌が非常に美味しいです。
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他のブランドガニとの違い

松葉ガニ

松葉ガニは、鳥取県、島根県、兵庫県の漁港で主に水揚げされるオスのズワイガニです。最大の水揚げ量を誇るのは鳥取県であり、境港や賀露漁港などが有名です。漁が行われる冬の季節は、関西と産地を繋ぐ特別電車「かにカニ日帰りエクスプレス」が運行されるほどの人気を誇っています。

長谷川

松葉ガニも2018年に1杯200万円、2019年には最高級「五輝星(いつきぼし)」が500万円の値がつきました。ギネス世界記録として認定されています。

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越前ガニ

越前ガニは、福井県の越前漁港、三国港、敦賀港、小浜港で主に水揚げされるズワイガニのオスです。長年皇室に献上されているカニとして有名で、上品な甘さが特徴です。松葉ガニと並んで高い知名度を持つ高級ブランドカニです。
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間人ガニ

間人ガニ(たいざがに)とは、京都府京丹後市にある「間人漁港」で水揚げされたオスのズワイガニです。加能カニ同様、漁港近くで漁を行い、その日のうちに競りにかけられます。鮮度が高い一方、水揚げ量・流通量共に少ないため「幻のカニ」ともいわれています。
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加能ガニの美味しい食べ方

カニ刺し

新鮮な活ガニの美味しさを味わう最適な方法です。カニ脚をさばいて氷水につけて花開かせるのがコツ。氷水につける時間は50秒前後、花がしっかり開いたのを確認したら、水を切って酢醤油で味わってみてください。
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焼きガニ

香ばしい香りが食欲を唆る焼きガニ。表面が少し焦げたカニ身にレモンの汁や醤油を垂らしさっぱり召し上がるのはいかがでしょうか。
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カニしゃぶ

ミディアムレアで食べるかにしゃぶも絶品です。かに刺しと同じような捌き方で食べられるため、かに刺しとかにしゃぶ両方を楽しむと良いでしょう。
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加能ガニの購入方法

石川県内で購入する

各石川県内の港や市場に訪問できれば、鮮度の良いカニを購入できます。一方で、不漁で水揚げされていない場合もあるので訪問するお店に事前に確認するのが良いでしょう。

通販ならカニ総本店松菱

かに総本店 松菱は水揚げ後6時間以内発送の朝採れなど、鮮度にこだわった高級カニ専門通販サイトです。
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よくあるご質問

Q

石川県ブランドの「加能ガニ」とはどんなカニですか?

+

A

石川県内の浄化設備を完備した港(金沢港、輪島港など)で水揚げされた、身入りの良いオスズワイガニの名称です。石川の「加」と能登の「能」を合わせて命名されました。品質の証として「水色のタグ」が付けられており、漁師が自信を持って送り出す一級品のみがその名を冠します。

Q

他の地域の松葉ガニや越前ガニと何が違うのですか?

+

A

種類としては同じズワイガニですが、「漁場」と「タグの色」が異なります。加能ガニの漁場は栄養豊富な日本海の好漁場であり、特に石川県沖は海底が泥質でカニの餌となる生物が豊富なため、身が太く甘みが強いのが特徴です。また、石川県独自の厳しい選別基準をクリアしている点もブランドの信頼に繋がっています。

Q

加能ガニの「最上級ブランド」があると聞きましたが?

+

A

はい、2021年に誕生した最高級ブランド「輝(かがやき)」があります。