タラバガニの旬は地域によって異なる!地域別の漁獲時期や美味しい時期を紹介

タラバガニの旬を産地別に詳しく解説!旬のタラバガニは、身入りが良く、食感・甘み・香りが最高潮に達します。この記事を参考にタラバガニの本当の美味しさを体験してみてください。

タラバガニの旬の時期

タラバガニの旬は、国内産(北海道産)は流氷明けの春(3〜5月)がメイン。一方、ロシアやアメリカなどの輸入タラバガニは秋から冬にかけてが旬となります。
これらの時期のタラバガニは、寒さの厳しい海によって、身は引き締まり旨みも凝縮されていきます。そのため繊維をしっかりとしたプリプリの食感を楽しむことができるのです。
ただし、タラバガニは産地によって漁期や身入りのピークは異なるので注意が必要です。

産地別での旬と漁獲時期

北海道(オホーツク海・網走地方)

  • 漁期:12月中旬〜5月
  • 特徴:オホーツク海の冷たく透明度の高い海水で育つタラバガニは、身がしっかり詰まり、甘みと旨みが濃厚。繊維は太く、噛むごとにじゅわっと旨みが溢れます。
  • 漁法:刺し網

北海道(根室・釧路地方)

  • 漁期:4月〜6月(春漁)
  • 特徴:冬を越して身を蓄えた春のタラバガニは、甘みが強く、身がふっくらとしています。旬の冬とはまた違う、柔らかくしっとりとした身質が楽しめます。春漁は期間が非常に短く流通量も限られるため、希少性が高く価格は高めになる傾向があります。
  • 漁法:かにかご

海外産

  • ロシアやアメリカ、ノルウェーなどは各国で複数のタラバガニの漁場を有しているため、エリアにより様々です。輸入商品として一括りにすれば年間通して美味しいものが日本へ流通しています。
  • 特徴:いずれも漁獲後すぐに船上で急速冷凍され、日本に輸入されます。冷凍技術の進歩により、通年で高品質なタラバガニを楽しめます。
より詳しい産地の情報は以下記事も参考にしてください。
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旬となる理由

水温が下がるとタラバガニは体内に栄養を蓄え、身の詰まりが良くなります。さらに脱皮後しばらく経った個体はも固く、身質も安定しており、食べ応えがあります。

旬による味わいの違い

旬のタラバガニの特徴

旬のタラバガニは見た目や食感、香りのすべてが一段と際立ちます。
  • 殻を割った瞬間に現れる透明感のある白身
  • 太く弾力のある繊維
  • 噛むとほろりとほどけ、甘みが口いっぱいに広がる
  • 浜茹で直後の香りは海そのもの

冷凍の場合は大きな違いはない

タラバガニは国内外問わず、ほとんどが漁獲後すぐに急速冷凍されます。このため、旬以外の時期でも品質の高いものを食べられます。ただし、生や浜茹でで流通するものは旬のほうが香りや旨みが格段に良く、産地での食体験は別格です。
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タラバガニ

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