網代港の漁業を支える主力漁船

昇運丸

昇運丸(しょううんまる)は網代港の主力漁船の一つで、95トン級の旧船体から118トンの大型新造船へと更新され、2020年3月に五代目として進水しました​。

乗組員は船長含め約10名体制で、日本海の荒波の中9か月間にわたり操業し、6~8月の禁漁期に休漁するという非常にハードなスケジュールで漁を続けています​。
昇運丸が出港して松葉ガニ漁を行う様子はテレビ通販番組のショップチャンネルで特集されており、海上での漁の模様が映像紹介されています​。これは漁師自慢の大漁シーンとして紹介されたもので、同船の信頼性・知名度を物語るエピソードです。

冬の日本海の荒波が育む松葉ガニ(ズワイガニ)をはじめ、季節ごとの新鮮な魚介類を水揚げし、網代港の水産業を支える主力船となっています​。

    漁師たちの生活と日常

    網代港の漁師たちの生活は、松葉ガニ漁が解禁される11月から最盛期を迎えます。解禁日である毎年6日には早朝から初競りが行われ、活ガニ水槽には底引き網漁船から水揚げされたばかりの生きた松葉ガニが並びます​。

    昇運丸の乗組員たちは、漁期中ほぼ毎日早朝または前夜に出港し、沖合の漁場で夜通し操業します。冬場の日本海は時化も多く過酷ですが、「生活できるくらい取れればいい」と必要以上の乱獲を控えつつ漁に臨む、自然を大切にする姿勢も見られます​。港に戻ればすぐに競りが始まるため、漁師たちは夜通しの作業から戻った早朝に競りへ向けた準備をこなすというサイクルです。

    6月~8月のオフシーズンには漁を休み、船体や網の整備を行ったり、英気を養ったりして次の漁期に備えます​。例えば春先にはホタルイカ(冬から春の風物詩)も水揚げされており、実際に2025年3月には朝獲れのホタルイカが昇運丸から提供されるなど、多様な海の幸を漁獲しています​。このように、昇運丸は底びき網漁によって年間を通じ松葉ガニ以外にも多様な水産物を獲り、網代港に新鮮な海産物をもたらしています。

    ※自社調べ

    参考サイト:

    • https://www.pref.tottori.lg.jp/
    • https://www.ship-densou.or.jp/index.html
    • https://jtsb.mlit.go.jp/
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