セイゴ水産

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松菱 アンバサダー

セイゴ水産さん

SNS総フォロワー数10万超え!市場で仕入れた魚を捌き、刺身に仕立てる動画をSNSで発信。美しい包丁さばきや心地よい調理音、思わず見入ってしまう盛り付けで、素材そのものの魅力を丁寧に伝えています。

素材の魅力を、音と映像でまっすぐに届ける

市場で出会った旬の魚を、心地よい音と美しい映像で刺身へと仕立て、素材そのものの魅力をまっすぐに届けるセイゴ水産さん。今回は、カニ松菱の「特大タラバガニ」をご自宅で捌き、3種類の食べ方で味わっていただきました。動画では伝えきれなかったSNS発信の裏側や、カニ松菱のタラバガニを通して感じた驚きについて、詳しくお話を伺います。

 

Q. 本日はよろしくお願いします。まずは、セイゴ水産さんについて教えていただけますか。

よろしくお願いします。普段は、魚を捌いて刺身にする動画を中心に発信しています。ただ、僕自身はもともと魚のプロではなくて、2019年頃までは魚に触ることもあまり得意ではありませんでした。

魚釣りを始めたことで、自分で釣った魚をどうしても捌かなければいけないタイミングが出てきたんです。

そこから動画を見漁ったりして少しずつ捌き方を練習して、魚を捌く過程や刺身にしていく様子を、成長記録のような感覚で発信するようになりました。

あくまで本職の板前ではないので、プロの技術を見せるというよりは、素人目線で「こうしたら少し上手くできた」というような内容を届けられたらと思っています。

 

Q. SNSを始めたきっかけは何だったのでしょうか。

最初のきっかけは、仕事でSNSについて話す機会があったことです。 普段会社員をしていて、お客様に「SNSをやった方がいいですよ!」とアドバイスした際、「やってもないのに言われても」みたいなことを言われて(笑)。

そこで「1年間でフォロワーを5000人に伸ばすので、達成したら話を聞いてください」と宣言して、365日毎日動画を投稿しました。その中で、刺身の盛り付けがSNSで評価されるようになりました。以前、知人から「動画にしてみたら」と勧められたこともあったので、それもあってちょっとこれで真剣にやってみようかなって思ったのがきっかけでした。最初の頃の動画は今見ると本当に拙いのですが、その分、自分自身の成長も含めて見てもらえる発信になっているのかなと思います。

 

Q. 動画制作でセイゴ水産さんが大切にしていることはありますか。

最近は特に、音と映像の綺麗さにこだわるようになりました。

一方で、ただ綺麗な動画にするだけではなく、魚を捌くときのちょっとしたコツも発信していきたいと考えています。魚から刺身になるまでの流れは50秒ほどの動画にまとめて、コツだけを伝える動画は20秒くらいにするなど、内容によって見せ方を変えています。プロの技術というよりは、「こうやったら下手でも上手くなったよ」という目線を大事にしています。

 

Q. 盛り付けの美しさも印象的です。どのように工夫されていますか。

特別な道具や高価な器は使っていません。むしろ家に丸皿しかなかったり、大葉やつまも用意していなかったりする中で、どう美味しそうに見せるかを考えていました。その中で、刺身を花のように盛り付ける形を続けていたら、少しずつ上達していったという感じです。食器も、今はあえて100円ショップのものや、多くの人が見たことのあるような器を使うことがあります。「このお皿見たことある」と思ってもらえるような身近な器で、美味しそうに見せられたらいいなと思っています。

 

 

Q. 本業と両立しながらの発信は大変ではないですか。

正直、めちゃめちゃ忙しいです(笑)。今も会社員として働いていて、毎週土曜日に市場へ行って魚を仕入れ、日曜日に捌いて撮影し、平日の夜9時から1時、2時くらいまで編集してみたいなのを毎日ずっと繰り返しているみたいな生活です。

 

Q.それは本当に大変ですね。そこまでセイゴ水産さんを動機づけるモチベーションはなんなのでしょうか。

毎年自分の中で決めていて、今年はYouTubeの銀の盾を目標にしています。あと少しで届きそうなところまで来ているので、そこに到達するまでは頑張りたいですね。

SNSを始めてから、目標に対してかなり貪欲になったというか、とにかく我慢ができるようになったと思います。目標を達成した後ってちょっと見える世界が変わってくるので、その瞬間にまた次の目標がポンって出てくると思っているので。いや、でも今回はすごいかもしれないですね。

 

Q. 今回、カニ松菱のタラバガニを体験していただきました。届いた時の印象はいかがでしたか。

めちゃくちゃ正直なこと言っていいですか?若干引きました。でかすぎて(笑)。

ただ、自分も普段市場で仕入れをしているので、梱包がすごいなって思って。新聞紙の使い方や氷もちゃんと入ってたし、保冷剤、チルド配送など、かなりしっかり管理されていてすごいいい梱包の仕方だなと思って感動しましたね。

においもほとんど気にならず、汚れや不純物のようなものも溜まっていなかったので、綺麗に、そして素早く発送されているんだなって言うのはちょっと上からになっちゃうんですけど感心しました。

Q. 実際に調理してみて、品質はいかがでしたか。

とにかく身がしっかり詰まっていました。動画ではスムーズに殻を剥いているように見えるかもしれませんが、実は身がぎっしり入りすぎていて、2回くらい失敗しています(笑)。

それくらいビチビチに詰まっていて、品質の高さを感じました。あの大きさのカニを捌くこと自体初めてでしたし、最初は少し緊張しました。

でも、素材がしっかりしていたので、動画としてもかなり良いものになったと思います。

Q. どの食べ方が一番印象に残っていますか。

一番美味しかったのは、焼きですね。ちょっと火を入れて、ミディアムレアで食べるのが美味しかったです。

刺身も初めての体験だったのですが、食感がプチプチしていて美味かったです。自分が住んでいる富山では紅ズワイガニが主流なので、タラバガニを刺身で食べる文化はあまり身近ではありません。だからこそ、今回の食感や味わいは新鮮でした。

冷凍のズワイガニなどとはまた全然違う食感で、かなり印象に残っています。

Q. 今回の動画で、特に見てほしいポイントはありますか。

今回は、とにかくシズル感を大事にしました。あと、捌いている過程はなるべく短めにして、今回は3種類の食べ方を見てもらう構成にしました。

刺身、焼き、茹で、それぞれの魅力が伝わるように作っています。

Q. セイゴ水産さんの動画は、どのように見てもらいたいですか。

そこは、かなり視聴者の方に委ねている部分があります。

気持ちよさで見てもらってもいいですし、魚の捌き方の参考として見てもらってもいい。僕の場合は、素材そのものをメインテーマにしているので、どう受け取るかは見てくださる方それぞれでいいと思っています。

ただ、自分の中では年ごとに少しずつ表現を変えたり、意識するポイントを変えたりしています。そういう変化も含めて、読み取ってもらえたらすごく嬉しいですね。

編集部より

「プロではないからこそ、素人目線で伝えられることがある」と語ってくださったセイゴ水産さん。魚に触れることも得意ではなかったところから、自ら学び、試行錯誤を重ね、今では多くの人を惹きつける動画を発信しています。

その根底にあるのは、素材への敬意と、見る人にとって心地よい映像を届けたいという姿勢でした。

今回のタラバガニ動画では、その圧倒的な大きさと、ぎっしり詰まった身の魅力を、焼きや刺身のシズル感とともに見事に表現。素材そのものを主役にしながら、見る人それぞれの楽しみ方に委ねる。

セイゴ水産さんの動画には、「食べる」だけでなく過程そのものを楽しむ魅力が詰まっています。